南相馬市議会 2021-03-08 03月08日-02号
◎健康福祉部長(岡田淳一君) 前田教授らは全国に散らばった被災者の心を支える遠隔での電話支援の手法構築や自殺につながりやすい飲酒問題を解決するための断酒ではなく節酒などのアプローチをされています。そして、「歩みはゆっくりだが心の健康度は着実によくなっている」とも話されております。
◎健康福祉部長(岡田淳一君) 前田教授らは全国に散らばった被災者の心を支える遠隔での電話支援の手法構築や自殺につながりやすい飲酒問題を解決するための断酒ではなく節酒などのアプローチをされています。そして、「歩みはゆっくりだが心の健康度は着実によくなっている」とも話されております。
いまから2年前の51年3月定例会においてこの問題を取り上げ、その時1点として断酒会の存在や保健所の管轄等を広く知ってもらうため市の力を出せないか。2点として断酒会に対する何らかの援助がとれないか。3点として市独自の酒害相談員制度をつくれないかという質問をしました。その後、断酒会の活躍が広報に掲載されるなど前進を見ています。
現在中毒から立ち直り、または立ち直ろうと努力している人々が「断酒会」というものをつくって、お互いに励まし合いながら奉仕活動をしています。ところが多くの市民に、この「断酒会」の活動は言うに及ばず存在そのものも知られていません。反対に、いま中毒で悩んでいる家庭の話を聞きますと、どこに相談してよいのかわからない、気軽に相談できる人がいない、こういうことが多いようです。